胆石

胆のう、モノ申す!【絶対にマネしてはいけない?!胆石奮闘記(4)】

34歳の夏。
わたしは自分の身体の大切な臓器ちゃんと、サヨナラすることになりました。

サヨナラした、いや、わたしのためにまさにカラダを張ってくれたのが胆のうちゃん(34)

セラピストとして、からだの先生として、20年近くカラダに関わっていて、
理屈では分かりすぎるほど分かっていたのに。

『医者の不養生(医者じゃないけど)』を地で行ってしまった、
胆のうちゃんを思いがけず早く卒業させてしまった反省が、未だにあります。

そんな反省が、もしも同じ大変さで悩んでいる方のお助けになるのなら・・・
と、ブログに書きのこしていこうと思います。

が、決してオススメの奮闘記ではないので
この連載が終わるのを待ってから病院にいく!!とかないように!!それだけは、なにとぞ・・・
早いうちに、ホント、早いうちに!!ね!!!

連載目次はこちらからhttps://mee.nagoya/573/

この奮闘記は、いちアラサー女子(当時)の思い出し闘病記のため、記載の内容がみなさまにも合う内容とは限りません。
笑い話として気分をちょっと紛らわせていただいたり、お医者さまや専門家の指導の元、ひとつまみ程度参考にしていただく感じで、ゆるく読み流していただけたらと思います。
また「からだの先生」ではありますが、診察・診断・治療ができるワケではありませんので、病気について個別のご相談はお受けできかねますこと、ご了承くださいmm

第4話「胆のう、モノ申す!」

ほぼ匍匐前進で、早朝に病院へ向かったわたし。

「ごめんね~まだパジャマなんだよね~」
というおじいちゃん先生の優しい声に、心で微笑み顔はひきつりつつ、診察室へ入りました。

筋肉注射2本でも止まらない震え

痛みで勝手に震えているわたしを見て、お腹に触れるまでもなく
「あー胆石だね、これは」
と、言いながら念のため思い当たる診察をしてくれるおじいちゃん先生。

痛みの波が治まっているタイミングでいろいろ説明していると

「息子(大学病院の先生で、週1回だけおじいちゃん先生の病院に来ている)が、専門だから、超音波検査しにきてもらおうか」
『(無言で頷く)』
「ん-ーーー(時計見る)30分くらいかかっちゃうかなぁ」
『(!泣!泣!泣!泣!)』
「ちょっと、痛み止めだけ打っておこうか」
『(震えながら無言で頷く)』

いつの間にか、ベテラン看護師さんも来てくれていて
処置室のベッドに横になり、相変わらず痛みで震えながら、
少しでも痛みが和らぐ体勢を探りつつ痛み止めを打ってもらいました。

「筋肉注射だから、ちょっと痛いと思いますよ~」
『はい・・・だいじょぶです・・・』

(なんか刺された感じ)(そして震え続ける)

「痛くないですか??」
『それよりお腹の方が痛くて・・・(まだ震えている)』
「あらららら」
「胆石の痛みのピークは、出産より痛いって言うからね~これ以上の痛みはないだろうから、もう大丈夫ね!!」
『(・・・・・・震)』←これ、どう答えたら座布団もらえたんだろうw

あ、今思えば看護師さんは、わたしの気を少しでも和らげようといろいろ心を配ってくれていたんだなぁと、改めて感謝でいっぱいです。

しばらくすると、おじいちゃん先生がやってきて

「どう??少しひいてきた??」
『いや、全然・・・変わらないです・・・(さらにガタガタ震えている)』
「そうかーそりゃひどいな。もう1本打っておこうか」
『はい・・・(ひどいのかはよく分からないけどとにかく助けて)』

筋肉注射を2本打って、しばらくはまだ痛みで震えているという人生初の経験を経て、
何となく、本当にかすかに何となく痛みの波が低くなってきたころ、
息子先生が来てくれました。

「手術しないと、死ぬよ?」

息子先生は、さすが大学病院でバリバリご活躍なだけあって
「うん、胆石だろうね、じゃ、そこに寝てもらって、お腹出して、」
と淡々と進めてくれます。

その頃には痛み止めも効いてきて、
「吸って~吐いて~はい止めて!」
にもちゃんと対応できるようになっていました。

「ものすごい大きい胆石があるね。あ、2個あるか!?これは」
「よくこんな大きい胆石があって、過ごせてたね」
「こんなにも大きい胆石があったら、前からお腹痛かったでしょう」
「胆のうも萎縮しちゃってるから、これは相当大変だな・・・」

「ここまで大きくなったら、もう手術で取るしかないから」
えっ!!
「すぐ細かく検査して、入院できるように紹介状書くから」
えぇっ!!!
『こ、困ります・・・来週から授業があって・・・(当時はいくつかの学校で教えてた)

「あのねーーーーーー(超あきれ顔)」
「コレはもう、手術しないとダメな大きさだから。炎症もひどいし・・・」

「次、発作が来たら、死ぬかもしれないよ」

はい、先生のおっしゃることはとてもよく分かるのです。

分かるのですが、それと同じくらい、
急に仕事を休んでしまうこと、いや、急に仕事を休むことでこれからの仕事がなくなってしまうのではないか、ということが怖いのです・・・

いや、そんなことないんだよ、って今なら言えるけど、
当時は本気でそう思っていたし、そう思わざるを得ないストレスが、胆石を育て胆のうちゃんを痛めつけてしまっていたのです。

それでも3か月、共に生きる

痛みが引いてきたのをいいことに、息子先生に状況を説明することしばらく。

「分かった。じゃあまずはすぐに精密検査を受けること」
「で、次に同じような発作がおきたら、炎症が今よりもひどくなるはずだから【開腹手術】になることは避けられない、と思っておいてね」
『(ほぼ脅し・・・でも事実・・・)はい。』

この時、解剖生理学を教えています、なんて恐ろしくて言えなかったので
胆のうちゃんからのお叱りをしかと受け止め、

心の中で『胆のうちゃんには、絶対に無理をさせない!!!!』と決意して

ここから約3か月、一度も発作やちょっとした痛みすら起こすことなく過ごすことができました。(共存期のアレコレはまた書きますね!)

が、コレは本当に勧めないです!!!運がよかっただけ、と思ってください。

今、
いでででででででででででd
の痛みが出ることがある人は、手術をするにせよしないにせよ必ず主治医の先生のお勧めに従ってくださいね。

次回、第5話「セカンドオピニオンに行ってみる」はこちらから

セカンドオピニオンに行ってみる【絶対にマネしてはいけない?!胆石奮闘記(5)】34歳の夏。 わたしは自分の身体の大切な臓器ちゃんと、サヨナラすることになりました。 サヨナラした、いや、わたしのためにまさにカ...

連載目次はこちらからhttps://mee.nagoya/573/

ABOUT ME
mee.
mee.
セラピスト | サポートする人のサポーター ◆美味しいものと美しいものに目がないオバフォー(over40s) ◆にこやかにすこやかに、わりと愉しく暮らしています。 ▶▶詳しいプロフィールはこちら
Check out the blog

follow us in feedly