すったもんだ

人のカラダってすごいね【絶対にマネしてはいけない、胆石奮闘記(9)】

34歳の夏。
わたしは自分の身体の大切な臓器ちゃんと、サヨナラすることになりました。

サヨナラした、いや、わたしのためにまさにカラダを張ってくれたのが胆のうちゃん(34)

セラピストとして、からだの先生として、
理屈では分かりすぎるほど分かっていたのに、
『医者の不養生(医者じゃないけど)』を地で行ってしまった、
胆のうちゃんを思いがけず早く卒業させてしまった反省が、
もしも同じ大変さで悩んでいる方のお助けになるのなら・・・
と、ブログに書きのこしていこうと思います。

が、本当にオススメできない奮闘記なので
この連載が終わるのを待ってから病院にいく!!とかないように!!それだけは、なにとぞ・・・
早いうちに、ホント、早いうちに!!ね!!!

連載目次はこちらからhttps://mee.nagoya/573/

この奮闘記は、いちアラサー女子(当時)の思い出し闘病記のため、記載の内容がみなさまにも合う内容とは限りません。
笑い話として気分をちょっと紛らわせていただいたり、お医者さまや専門家の指導の元、ひとつまみ程度参考にしていただく感じで、ゆるく読み流していただけたらと思います。
また「からだの先生」ではありますが、診察・診断・治療ができるワケではありませんので、病気について個別のご相談はお受けできかねますこと、ご了承くださいmm

第9話「人のカラダってすごいね」

無事に胆嚢摘出術を終えて、術部位は痛むものの気持ちが元気になってきました。

お腹・・・すいた・・・

元気になったといえば。

特にできることがあるわけでもなく、全く痛みがないわけではないので動きたくもなく、親とおしゃべりしたりテレビを見たりしていたら。

おなか、すいた

と。

なんなの!なんなのわたし!!図々しい!!
って、心で思いました(笑)
昨日ちゃんとご飯食べたじゃない、食べてないの今日の朝昼だけじゃない!術後なんだからちょっとは大人しくしようよ!
って、思ってました(笑)

が、お腹が鳴るくらいすいてるんですよね(;’∀’)
今思えば、胆石がなくなって胆のうちゃんもいなくなっちゃったけど炎症部分はなくなって、チーム消化器さんたちもちょっとずつ状況に気づきはじめた頃なんだと思います。

なので、看護師さんが状況を見に来てくれたタイミングで

「大丈夫ですか?」「痛いところないですか?」
『あ・・あのぅ・・・』
「はい!!」

『おなかが・・・すきました・・・』

「あらら!!いいですね!!(お仕事スマイルと笑っちゃいけないを堪えるの間の笑顔)
「先生に聞いてみましょうか」

(先生、すぐきてくれる)(ドレーンと尿と点滴と術部位などなどチェック)
「いいんじゃないですか?食べられるんですもんね?!」
『あ、はい、多分・・・気持ちはお腹すいてます』

「じゃあ、軽いものをちょっと準備してもらいましょうか」
『ありがとうございます!!』

その数時間後、
「mee.さん、お待たせしました~」

に・・・にくがあるよ・・・・!!!

この3か月、1ミリも食べていない肉が突然現れました。

とり団子だけど、肉の中でも優しさナンバーワンだけど、もう胆石はないけど、お腹はすいてるけど、美味しそうだけど、
で、でも・・・

怖い。

『ほほほほんんとにお肉を食べても大丈夫なんですかねねねね』
とビビり倒すアラサーに、

「なにかあっても、ここ病院なので、大丈夫です!むしろ家よりもここの方が安心ですよ(にっこり)」

確かに・・・!!!(心強い!!!)

残念ながら、空腹のわりに、鶏団子が完食できるほど元気にはなっていなかったのですが、でも【鶏団子食べられた】の方が嬉しくておいしくて、
つい半日前に手術していたとは思えないほど、心は元気になっていたのでした。

あれ??痛くない

ところで。
おへその下の部分をほんの数センチと、右の肋骨の下も数センチ切っただけの手術とはいえ、それにしても傷口が痛くない

そういえば、麻酔科の先生が

「腹壁ブロックという腹壁の筋肉の間に入れる局所麻酔で、術後の痛みを取るようにしますね」

って言ってた。

この麻酔がなかったら・・・というパターンの痛みは経験してないので、どれほど効果があったのか比較はできないけれど
めちゃめちゃ腹筋してめちゃめちゃ筋肉痛になってる、くらいの痛みですんでいたので(要は動かさなければさほど痛くない)本当に助かりました。

ただ・・・ここで一つ問題が。
比較的早い時間に尿道カテーテルが抜かれてしまったのですが(なんかナゾに褒められた記憶w)
点滴のスピードが早くて、たびたびお手洗いに行きたくなってしまうので、起きねばならぬ!

その時、ベッドが自動でわたしを起こしにかかるので、気持ちと覚悟と肉体が動くスピードが合致せずに
『ちょちょちょちょっと!まって!!!』
って、何回かベッドに向かって言ってましたね(自分で止めればいいのに)(でも止めた角度も痛いから一気にいってしまいたいw)

いたたたたたたたたたた

そんな、痛みも空腹も(想定してたより)感じずに、不安感も払しょくされて眠りについた夜。

なんと、夜中に
いたたたたたたたたた!
と目が覚めたのです。

ちょうど部屋に来てくれた看護師さんに様子を聞かれて

『あの・・・右の、右の肩が痛いです・・・』
『なんかこう、キンキンする痛みがですね・・・』

と相談してみると。

原因はなんと、二酸化炭素のガス
術中にお腹をぽっこり膨らませるためにガスを入れていて、
看護師さん曰く、そのガスがそれが血液中に吸収されきるまでの間「術後肩痛」として痛みが現れる人がいるらしい。

術後肩痛は気腹による横隔膜の伸展や横隔膜下に貯留した二酸化炭素ガスの刺激が原因とされ,腹腔鏡手術後の35−80%に認めるといわれる

ー 「婦人科腹腔鏡手術後の肩痛に関する検討

なるほど!
おへそ辺りは麻酔のブロックで痛みをあまり感じてなくて、もちろん胆石はいなくなったので右のお腹も痛くなくて
まさかの右肩の痛みにハテナが飛んでちょっと不安だったわたしですが

おぉぉ、すごいな、すごい仕組みだな。。。。
とりあえず、ガスが血管へ吸収されていくのを待つしかない・・・
「頑張れ!頑張れ!静脈ぅぅぅ!!!!」

って思ってたら、その後はスーッと眠れて翌朝にはあまり気にならなくなっていました。
からだマニアでよかったね、わたし。・・・じゃなくて(笑)

人のカラダってすごいね。本当に。人体万歳。

あ、治療の詳細については、四谷メディカルキューブ胆石症専門サイトで確認してくださいね。

第10話「「帰ります??」」はこちらから

「帰ります??」【絶対にマネしてはいけない、胆石奮闘記(10)】34歳の夏。 わたしは自分の身体の大切な臓器ちゃんと、サヨナラすることになりました。 サヨナラした、いや、わたしのためにまさにカ...

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