胆石

胆のうがなくなった今、どうしてるの?大丈夫なの??【絶対にマネしてはいけない?!胆石奮闘記(番外編)】

34歳の夏。
わたしは自分の身体の大切な臓器ちゃんと、サヨナラすることになりました。

サヨナラした、いや、わたしのためにまさにカラダを張ってくれたのが胆のうちゃん(34)

セラピストとして、解剖生理学の先生として、20年近くカラダに関わっていて、
理屈では分かりすぎるほど分かっていたのに。

『医者の不養生(医者じゃないけど)』を地で行ってしまった、
胆のうちゃんを思いがけず早く卒業させてしまった反省が、未だにあります。

そんな反省が、もしも同じ大変さで悩んでいる方のお助けになるのなら・・・
と、ブログに書きのこしていこうと思います。

今回は「そもそも胆のうって何してるの?」という質問にお答えします~

胆石発見から手術までの連載目次はこちらからhttps://mee.nagoya/573/

この奮闘記は、いちアラサー女子(当時)の思い出し闘病記のため、記載の内容がみなさまにも合う内容とは限りません。
笑い話として気分をちょっと紛らわせていただいたり、お医者さまや専門家の指導の元、ひとつまみ程度参考にしていただく感じで、ゆるく読み流していただけたらと思います。
また「からだの先生」ではありますが、診察・診断・治療ができるワケではありませんので、病気について個別のご相談はお受けできかねますこと、ご了承くださいmm

胆嚢(胆のう)は脂肪を消化するために大切な場所

胆嚢(胆のう)はチーム消化器のメンバー。

イラストの左中央あたりにあるように、肝臓の下に潜り込むよう存在しています控えめ!奥ゆかしい!!*個人の感想です。笑

胆のうは、胆嚢と書きます。肝臓で作られた胆汁を溜めておくはたらきをしています。胆のうは、肝臓と十二指腸をつなぐ管の途中にあり、西洋梨のような形をしています。 長さは10cm、幅は4cm程度で、50〜60mlの胆汁を貯えることができます。

中外製薬 胆のう

長さ10cm、幅4cmという小さめの器官。
その小さな場所で、肝臓で作られる胆汁(たんじゅう)を濃縮して蓄えています。

ん??たんじゅう???

胆汁は1日に約600ml分泌される。胆汁酸と胆汁色素を含み、前者は界面活性剤として食物中の脂肪を乳化して細かい粒とし、リパーゼと反応しやすくすることで脂肪の消化吸収に重要な役割を果たすが、消化酵素は含まれない。

wikipedia 胆汁

他の役割もありますが、主に脂肪の消化に関わる大切な液体、とうことですね。

ざっくりまとめると・・・

  1. 食事をしていない時に肝臓から胆汁が出てきて、胆のうで濃縮して一時貯蔵する
  2. 食べ物が胃を経て十二指腸に入ってくると、胆のうは自分の筋肉をぎゅっと収縮させて、十二指腸に胆汁を注ぐ
  3. 脂肪を乳化して消化酵素の働きをサポートする(胆汁が直接食べ物を分解しているわけではない)

私たちが食べ物から摂っている脂肪分を、消化吸収しやすいようにサポートする液体『胆汁』を貯蔵する倉庫、胆のう

そこになぜか何の役にも立たない石をため込んでしまうのが、そう、胆石症です・・・(思い出し泣き)

『三大激痛』のひとつ胆石(胆嚢結石)

いや、ホント痛いんですよ、胆石の発作。

上のイラストにあるとおり、石ができる場所によって名称が変わってきますが、わたしが作ってしまったのは胆嚢内にできる『胆嚢結石』。

痛みに強い自負があるわたしも、痛くて本気で叫びました。(実際には痛すぎて叫べなくてこころで叫んだ)

胆のう、叫ぶ【絶対にマネしてはいけない?!胆石奮闘記(3)】34歳の夏。 わたしは自分の身体の大切な臓器ちゃんと、サヨナラすることになりました。 サヨナラした、いや、わたしのためにまさにカ...

どうやら、世には3大激痛と呼ばれる痛みを伴う疾患があるようで・・・

痛みを伴う病気にはいろいろありますが、胆石、すい炎、結石(尿管結石)の痛みは、「3大激痛」といわれます。

オムロン 結石はどうしてできるの?

うん、看護師さんも、言ってた。

胆のう、モノ申す!【絶対にマネしてはいけない?!胆石奮闘記(4)】34歳の夏。 わたしは自分の身体の大切な臓器ちゃんと、サヨナラすることになりました。 サヨナラした、いや、わたしのためにまさにカ...

今まで生きてきた記憶の限り、痛みで息ができないという経験は、この胆石発作の1度きりです。

胆石ができてしまう要因には、さまざまなものがあるようですが
痛みについては、胆のうの仕事や場所からも分かるように

  • 脂物を食べて「消化不良かな…」なんて思ってたら突然強い痛みがくる
  • 10分から1時間くらい激痛
  • 数時間から半日くらいジワジワ痛みが続く
  • 右の上腹部(あばら骨の一番下あたり)が痛い、ソコを押すと痛い
  • 吐き気がや嘔吐がある人も
  • 胆のう自体に炎症が起きると、発熱や悪寒も

という特徴がみられる方が多いようです。

わたしは、長さ10cm、幅4cmという小さな胆のうの中に

長さ3.5cm幅2.5cmという巨大な楕円形の石と、直径1.5cmのまん丸い石の2個!

を作り上げてしまいました。(写真は自粛)

脂肪分の多い食事を摂るたびに、
巨大な石を抱えたまま胆のうがギューッと胆汁を絞り出す仕事をしてくれていたので
そりゃ息もできないわ!!という痛みが生じていたのですね。

胆のうがなくなった今、肝臓が頑張ってくれています

石を抱えながらも頑張ってくれていた胆のうがいなくなって、今わたしは脂肪消化サポートができていないの??というと、実はそうでもありません。

もともと、胆汁を作ってくれているのは肝臓さんです。
よっ!!人体最大の臓器!!!(からだ愛が漏れてすみませんw)

この肝臓が、十二指腸へと続く管へ直接、胆汁を流してくれています

残念ながら貯蔵庫はなくなってしまったので(なくしたの、わたし自身ですが…)、肝臓自身が調整をしながら、消化のサポートしてくれています。

実は。

手術をするかしないかの検査をしている頃、脂物を摂っているわけでもないのにお腹がゆるい時期がありました。

主治医の先生に聞いてみたところ

「mee.さんの場合は、完全に胆のうへの入口が(石で)塞がれちゃってるから、
肝臓から直接たくさんの胆汁が流れて、お腹緩くなっちゃったんでしょうね~」

とのこと。

そしてしばらくすると、先生が教えてくれていた通り

「あれ??ひょっとして胆のうちゃん、仕事してないんじゃない??」と肝臓が気づいて、分泌量を調整しはじめてくれたようで、お腹の緩さも治まったのです。

なに?!人体ってホントすごいじゃん!!!

と、解剖生理学の先生、感激しました(石を作っておいて何を言うか…)

とはいえ、今なお胆のうが無いことでいらぬ負担をかけていることは事実。

今後も、からだの声を聞きながら他の場所に石や余計なものを作ってしまわないように養生を続けていこうと思います!

番外編もお読みいただきありがとうございました!
みなさんのカラダも心地よくすこやかな日々でありますように~!

胆石発見から手術までの連載目次はこちらからhttps://mee.nagoya/573/

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mee.
セラピスト | サポートする人のサポーター ◆美味しいものと美しいものに目がないオバフォー(over40s) ◆にこやかにすこやかに、わりと愉しく暮らしています。 ▶▶詳しいプロフィールはこちら
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